【リポート】ウォーク終え、課題解決に一歩 池上小5年生、来春向け総仕上げへ

前号でもご紹介しましたが、池上小学校では、来年度からはじまる大田区の独自教科「おおたの未来づくり」のモデルケースとして、5年生を対象に、呑川に関する学習プログラムを試行しています。 9月10日の座学に続き、9月26日には呑川ウォークを実施しました。朝、池上小学校に集合し、各クラス3班の計9班に分かれてスタート!

まず、東急池上線で御嶽山駅に移動し、そこから会員の皆様にはお馴染みのコースで、暗渠化された旧水路を通り、水神公園を経て、東調布公園へ。そこで少し休憩をしたあとは、水神橋から呑川沿いに歩きます。

終盤の長栄橋〜北の橋の間では、木片を落として川の流れの速さの計測にも挑戦。お昼までには池上小学校に帰還、という行程でした。 まだ暑さの残る日で、熱中症等の心配もありましたが、当日は、会員と保護者を合わせて各班数名の大人がアテンドする形で実施し、大きなトラブルもなく終えることができました。こどもたちは、当会で作成したウォークマップを片手に、会員の説明にもよく耳を傾け、ときには質問をしながら、とても楽しそうに歩いていました。

座学とウォーク学習を受けて、現在こどもたちは、課題解決プロジェクトに取り組んでいます。これは、呑川や呑川の会がどのような課題をかかえているか、それに対してどのような解決策が考えられるか、自分たちにできることは何か、等について、グループに分かれて議論を重ね、具体的な提案につなげる、というものです。11月12日には、その中間発表がありました。

当会メンバーも招かれ、各グループの案について感想やコメントをフィードバックさせていただきました。さ まざまなアイディアが出されましたが、まだ「中間発表」の段階です。アイディアはこのあとブラッシュアップされ、年明けの最終発表会で披露されて、できる限り実現にまでつなげたいとのことです。楽しみ ですね。

最終発表会、呑川の会 会員の皆様でご興味のある方、ご都合のつく方はぜひご参加ください。
日時等はご案内をいただき次第、またお知らせいたします。

Text : Sase Yuko

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