【リポート】「川の清掃、だれがやるの?」 質問いっぱい、洗足池小3年生

流域では奥の方で高地にある洗足池小学校。3年生89名の呑川学習は、10月3日に工大橋から石川橋までウォークを行い、その後11月5日にスライド学習を実施しました。ウォークの途中、島畑橋から一本 橋まで流速測定を行いました。

時間の都合で、学習の場で質疑応答ができなかったのですが、後日3クラスから合わせて58通の質問が呑川の会に寄せられました。これには会員らが丁寧に回答をしていただいたところです。質問は広範囲にわたっていました。「呑川は何のためにあるのですか」といった大上段に振りかぶったものやら、「呑川の水の量は?」のような難問も。

中でも注目すべきは「水が汚いのはどうして?」という素朴な疑問から
「川の清掃はしてますか?誰がしていますか?」
「清掃は年に何回?」
「清掃の機械はどうやって降ろしているのですか」など具体的なものまで。
「誰が管理してるの?」などと大人顔負けの質問もあって、小学3年生が真剣に「呑川」を心配してくれていることにビックリ。

関係者が藻を取る清掃、自然河床のゴミ掃除

スライド学習で、上のような写真を見せ、河川管理者が様々な努力をしていることを説明しておけば良かったかと、反省したところです。

Text : Yoshio Sakuma

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